[Photohsop]選択範囲でオブジェクトの整列

とても期間が空いてしまいました・・・。反省しつつ、久々に小技をご紹介させていただきます。

以前、レイヤーリンクを利用してオブジェクトを整列させる方法をご紹介したのですが、選択範囲を基準にオブジェクトの整列が可能です。
そのため、基準にするオブジェクトが無くても、自由な場所に整列できます。

【手順】
1)ツールボックスで「長方形選択ツール」を選択し、整列させたい範囲を囲みます。

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2)整列させるオブジェクトを選択します。

ツールボックスから「移動ツール」を選択し、整列させたいオブジェクトのレイヤーをクリック。
複数のレイヤーを選択するには、追加するレイヤーをshift または ⌘(コマンド)を押しながらクリックします。

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3)上部に表示されるツールオプションバーの「左端揃え」をクリック。

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4)選択範囲の左端に揃いました。

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「整列の基準にしたいオブジェクトのレイヤーがすぐ見つからない。」なんていう時にも、その基準のオブジェクトを選択範囲で囲ってしまえば良いので、知っておくと探す手間が省けて時間短縮できますので、ぜひ使ってみてください。

[Photoshop]テキストボックスいろいろ 2

引き続き、今回はテキストボックス(テキスト)の選択解除方法をまとめました。

テキストを編集していると、テキストの選択解除が少し面倒で、もっと手軽に別のテキストボックスに移動できないかと思うことがあります。

「一旦別のツールを選択→再度テキストツールを選択し直す」
という方法で移動していたのですが、テキストツールを再度選び直さないといけなくて、少しだけ手間でした。


そんな時は、下記の方法を試してみてはいかがでしょう。
 

■その1:レイヤーウィンドウ内のどこか(レイヤーでも余白でも)をクリックする

上記にある、「別のツールを選択する」方法と似ていますが、「文字ツールのままテキスト選択解除できる」ので、続けて文字ツールを使用するなら、こちらの方法が効率的だと思います。

■その2:⌘(コマンド)+Sで保存してしまう

こまめに保存もできて、一石二鳥だと思います。
左手のみで完結する動作なので、マウスでコピペしてテキストを流し込んだ時にとても便利です。
 
 

■その3:⌘(コマンド)+リターン
両手を使用するため、テキストを打った後テキストボックスの選択解除したい、
もしくは、データが重くて保存に時間が掛かるので、今は保存したくないなどの理由がある場合の選択解除には便利です。
 

いずれも、テキストツールのまま次のテキスト編集に移動出来る方法です。
ほんの少しの事ですが、積み重なると作業効率に影響があると思いますし、少しでも楽に作業出来る方が、楽しいと思います。
 

★追記★
「通りすがり」様より、他の選択解除(テキスト確定)方法を教えていただきましたので、追加いたしました。有益なコメントを、ありがとうございました!

■その4:オプションバー左側に出る○の画像をクリック

テキスト入力時、画面上のオプションバーに「×」「○」ボタンが表示されます。
この○をクリックすると、文章が確定され、テキストボックスの選択が解除できます。
 

■その5:テンキー横の「エンターキー」を押す
テンキーにあるエンターキーを押して、文章を確定させ、テキストボックスの選択を解除します。
両手で文字入力している時には、キーボードから手を離さなくて良いので、便利だと思います。

いろんな方法があるのが、Photoshopの面白いところ。
あれこれ試して、自分が一番使いやすい方法を探してみてください!

[Photoshop]テキストボックスいろいろ 1

ちょっとした事ばかりですが、テキストボックスについてまとめました。

■テキストボックスの作り方

【手順】
1)テキストツールを選択します。
左上から右下に向かってドラッグすると、点線の四角形が出てきます。

2)ちょうど良い大きさで離すと、各辺と四隅に□がついたボックスができます。これがテキストボックスです。

カーソルがピコピコしているので、文字を打っていきます。もしくは、文章をコピーしてペーストします。
作ったボックスのサイズで文字が折り返されます。
※コピペする時は、テキストボックスを作る前に文章コピーしておくと、photoshopと他のアプリを行ったり来たりする回数が減るので楽ちんだと思います。


 

■画面から消えたテキストボックスの再表示

テキストボックスを作った後、文字を入力する前にうっかり他のツールなど触ってしまい、画面からテキストボックスが消えてしまう場合があります。そんな時の再表示方法です。

レイヤーウインドウの「レイヤー1」など「レイヤー●(●は数字)」となっているレイヤーのサムネイル部分(「T」の部分)をダブルクリックすると、再度テキストボックスが現れます。

■テキストボックスのサイズ変更方法

テキストボックスのサイズ変更は、テキストツールを使って行います。

【手順】
1)テキストツールを選択(もしくは「T」を押す)し、ボックス内のテキスト、どこでも良いので一度クリックするとテキストボックスが表示されます。

2)各辺もしくは四隅の白い四角付近にカーソルをもっていくと、カーソルの形が上下や斜めの矢印の形になります。
カーソルの形が矢印に変化したら、サイズが変更できます。
それぞれ、向かい合う点(または辺)が変形する際の基準点となります。


上下の辺にある四角→縦のみサイズ変更可能
左右の辺にある四角→横のみサイズ変更可能
四隅にある四角→縦横両方のサイズ変更可能

[Photoshop]レイヤーのカラーを一括変更

レイヤーにカラーを着けると、ちょっとした識別ができて、とても便利です。

カラー設定するには、レイヤーのプロパティを開いてカラーを選択しますが、レイヤーを複数選択していると、プロパティが選択できなくなり、カラー設定できません。


しかし、そのレイヤーをグループフォルダにまとめ、そのグループフォルダに色を付けると、内包したレイヤーに一括でカラーを設定できます。
たくさんのレイヤーに同じカラーを設定したい場合便利です。

※PhotoshopのCS6では、複数レイヤーのプロパティを一括で設定変更出来るようになりました。

【手順】

1)同じ色を着けたいレイヤーを選択し、レイヤーウィンドウ下のフォルダアイコンにドラッグ(もしくは「コマンド+G」)でグループフォルダにまとめます。

2)グループフォルダのプロパティを開き、カラーを選択します。

これで、グループフォルダ配下のレイヤーにも、同じカラーが適用されます。

3)グループフォルダを解除して完了です。

グループ化する際レイヤーの順番が変わってしまうので、気をつけなければいけませんが、上下でずらっと並んでいるたくさんのレイヤーに一気に色付けしたい場合は活用できると思います。

[illustrator]アートブラシの向きを逆にする

illustratorのアートブラシで書いた矢印などの向きを逆にしたい時は、ペンツールでパスの一番端のポイントをクリックすると簡単に逆向きにできます。

【手順】
1)変更したいパスを選択します。

2)ペンツールで、パスの一番端のポイントをクリックします。
カーソルがパスのポイントの上で、「ペン先の画像」+「/(斜めライン)」の表示になったらクリック。
向きが逆さまになります。

もし方向が変わらなければ、一旦パス選択を解除し、再度、今度は反対の端をペンツールでクリックすれば変わります。

他の画像も逆さまに。

アートブラシは、パスの起点から終点へ向かって、画像の向きが決まっています。
ペンツールで端をクリックする事で、パスの起点と終点の位置を入れ替えたため、アートブラシの向きも反対になったのです。

[Photohsop]離れたレイヤーを1カ所に集める

複数レイヤーを同時選択出来るようになったphotoshopから利用できる方法です。

レイヤーウィンドウ内でバラバラになったレイヤーを集める時に利用している方法をご紹介します。
複数のレイヤーを選択した状態で、選択しているどれか一つのレイヤーの順序を変更すると、選択しているレイヤーが一カ所にぎゅっと集まります。
具体的には下記の通り。

この画像の、四角レイヤーを1つのレイヤー周辺に集めてみたいと思います。

【手順】
1)まずは、移動ツール(ショートカットは「V」)にし、⌘(コマンド)を押しながら、集めたいレイヤーを順番にクリックしていきます。

2)全て選択した状態で、「ここにまとめたい」と思ったレイヤー(今回は緑の四角レイヤー)をドラッグで移動させる様な動きをします。
緑の四角レイヤーを、その上の★レイヤーとの境目くらいまで、少し上に持ち上げる様にドラッグし、境界あたりで離します。
※レイヤーを動かす様なアクションが目的ですので、移動するのは、上でも下でもかまいません。
※境界へドラッグ&ドロップが難しい場合は、実際に緑四角レイヤーを移動させてもかまいません。

3)緑の四角レイヤーを基準として、上下にそれぞれ選択したレイヤーが集まりました。

一番下オレンジの四角を基準として集めた場合/一番上の赤の角丸四角を基準として集めた場合

グループフォルダでも同様に出来ます。

ふと気づくとレイヤーやグループフォルダが思っていたところと別の場所にいたりするので、
この方法でよくレイヤーを集めてちょこちょこ整理しています。

[Photoshop]グループフォルダで順序整理

グループフォルダを使った、レイヤー整理方法です。

レイヤーをグループフォルダにドラッグすると、グループフォルダ内の一番最下部に移動する事、ご存知でしょうか?(レイヤーだけで無く、グループフォルダでも最下部に移動します。)

これを利用して、グループフォルダ内のレイヤーの順序を整理したりしています。

ドラッグで移動して順序を変えれば良いのですが、誤ってどこかのグループフォルダに入って、わからなくなり、⌘(コマンド)+Zで一旦戻って…なんて事があり、単純に順番を変更するのならば、この方法が確実で早いと思いますのでご紹介です。

グループレイヤー「メニュー」内のレイヤー並び順と、PSD画面上のメニューの並び順を同じにしたいと思います。

【手順】
1)まず、レイヤーウィンドウ下の「新規グループを作成」をクリックし、空のグループフォルダを作ります。
名前部分をダブルクリックし、「メニュー」と名前を付けます。

2)できあがった「メニュー」のグループフォルダに、メニューの順番に「トップページ」「最新情報」「作品集」「お問い合わせ」を入れていきます。



以上で完了です。

「グループフォルダの一番下に移動する」事を覚えておけば、他にもいろいろ使う機会は出てくると思います。

Photoshopでは、グループフォルダで、複数のレイヤーをまとめて管理出来る様になり、とても便利になりました。Illustratorもいつの日か、グループフォルダで管理出来る日は来るのか、来ないのか。楽しみです。

[Photoshop]動作が重くなったらメモリ全クリア

有名かもしれませんが、メモとして保存。
PCやPhotoshopをずーっと立ち上げっぱなしで作業していると、動きが遅く重くなってきます。

再起動すれば復活するのですが、「今はそんな事してる時間が無いっ」て時には、
Photoshopの上部メニュー 編集から、「メモリをクリア/すべて」で
記憶されている情報を全てクリアにしてしまいます。

そうすると少し軽減されます。

ただしクリップボードの中身も、ヒストリーも「すべて」無くなりますので、⌘+Z で過去に戻ることは出来なくなるので、注意が必要です。

[Photoshop]飾りフォントで簡単装飾

デザインでよく使う、「飾りフォント」について、ご紹介します。

今回使用したフォントは下記サイトからダウンロードしました。
dafont.com
※利用規約で商用利用可能かを確認します。

Macの場合、ダウンロードしたフォントデータをダブルクリックすると、ウィンドウが開くので、右下の「フォントをインストール」をクリックします。
これでFont Bookに追加されます。簡単です。

使用する際は、普通にフォントを打って飾りフォントを選択すると、変わります。
shiftやoption押しながら文字を打つと違う柄になる飾りフォントもあります。


四隅に飾りフォントを配置するだけで、とてもゴージャスになりました。

そのままでもいいのですが、
フォントがインストールされていないPCで開くとアラートメッセージが出ます。
アラートを回避したい場合や、飾りフォントを加工してオリジナルの飾りを作りたい時は、パス画像に変更します。

飾りフォントレイヤーを選択し、「右クリック」もしくは「control+クリック」し、「シェイプに変換」を選択します。

これで、パスデータの画像になりました。

ちなみに、Macの場合、
ダウンロードしたフォントデータを選択し「スペースバー」でQuickLookすると、
ちゃんとフォント一覧が表示されるんですね。

Macって、便利だなぁ。

[MacOS Lion]「ライブラリ」が不可視ファイルに

Mac OSのLionでは、ルート直下の「ライブラリ」は表示されていますが、「ユーザー/ユーザー名/ライブラリ」は非表示(不可視ファイル)になりました。

あーでも無い、こーでも無いと、非常に手間を掛けてファイルを表示させていたのですが、
とっても簡単な方法を教えていただき、驚きましたので、共有します!!
 

Finderの上部メニュー「移動」をクリックし、optionを押すと…
非表示になっている「ユーザー/ユーザー名/ライブラリ」が選択肢に現れました!

アメージング!
余りに簡潔、スマートな方法。

ちなみに、教えてくださった、小林さん(Macで教えて欲しい事あると、誰より一番に聞くスペシャルMacユーザー)
twitterでいち早く情報発信していたとの事。

twitterチェック、大切ですよ!