中小零細企業向けのWebサイトの改善・制作・運用

Webサイトが企業にもたらすメリットは、言葉にすれば書ききれないほど存在するでしょう。今さらながら敢えて記載するのは、言葉で理解したつもりでも、実際にはできていない、やっていない企業があまりに多いからです。

【メリット】

  • 24時間いつでもユーザーが見たいときに情報を選んで見ることができる。
  • ユーザーは自分から潜在顧客として立候補してくれる上に、いきなり顧客となってあなたの会社の売上に貢献してくれる。
  • 日本中、世界中をお客様にできる可能性がある。少なくともチラシ広告では無理がある。
  • 在宅時でも外出時でもあなたの会社や商品やサービスを見つけてもらえる
  • 良い商品やサービスであれば、顧客はなんと自ら広告宣伝活動を行ってくれることもある。
  • 新しい情報を提供することに、やり方次第で何ら費用がかからないだけでなく、いつでも好きなときに発信できる。1人ででも。
  • 写真や動画を掲載しても、やり方次第で一切費用がかからない。
  • あなたの会社の商品に対する感想や意見を顧客から聞くことが出来る。店舗では顧客がいいづらいため、本音は聞くことが難しい。

などなど。企業の分野やWebサイトの特性を考慮すると、まだまだメリットはあります。

では逆にこれらのメリットを活かしていない企業さまの言い分は何でしょう?(弊社が実際にヒアリングして聞いてきた言葉です)

 

【メリット活かせないことに対する言い分】

  • 売上にそう簡単に貢献してくれるツールとは思えない
  • 自分たちにはよく分からないから専門家の言うとおりにやっている。しかし実際に業績に役に立ってるのかどうか正直分からない
  • とにかく何もかもが専門的すぎて難しいからめんどくさい。
  • 本業だけで手一杯なのに新しいことを覚える暇などない
  • 昔ある程度のレベルまでは作った経験がある。それなりの知識はあるので、費用かからないように自分(または社内)でやっている。
  • ホームページを持っているということは、集客の最低限はクリアしているはず。なのに問合せがないからやっぱり期待できない。
  • いつかリニューアルをしようと思ってるけど、制作会社に騙されたくないから業者選定に躊躇している。かと言って有名な大手の会社だととてもじゃないけど費用感が合わない

などなど。

Webサイトは活かせている?最低限チェックしておきたい12のポイント
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1.スマートフォン対応

H28年版の情報通信白書(総務省まとめ)によると、2015年末時点でのスマートフォン普及率は72.0%となっています。検索結果順位の評価要因となっていることもあり、スマートフォンでWebサイトを閲覧できることは、世の当たり前になっています。今すぐスマートフォンで、あなたのWebサイトを見てみましょう。
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2.コミュニケーション設計

Webサイトは、情報を見せるだけの場所ではありません。訪問して来てくれたお客様が、貴社の商品やサービスを購入頂いたりファンになってくれたりするところまで、何かしらのコミュニケーションを取り続けることこそが本道です。あなたのWebサイトはお客様をコミュニケーションの場に誘導し、長きに渡る関係づくりの場となっていますか?
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3.出口設定

Webサイトの中にある様々なページ。それら一つ一つに相応しい次の出口を用意できていますか?どのページでも「資料請求」や「お問い合わせページ」だけを共通で置いておくと、場合によってはユーザーの興味を削いでしまうこともあります。ユーザー目線で最終出口までのルートを考え、心地よくゴールへ誘導する出口を見直してみましょう。
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4.更新計画

思いつきでブログを更新したり、取り立ててお知らせする内容でもないことを更新作業に当てていませんか?Webサイトから発信される情報の更新は、年間計画、6ヶ月計画、3ヶ月計画、1ヶ月計画、週間計画などに分類して準備・発信するようにしましょう。更新情報はWebサイトだけで完結するものだと非常に広告効果が低く、他のメディアと相乗効果を持ってこそ集客にも貢献してくれます。そのためにはある程度の「準備期間」が必要なのです。
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5.ゴール設定と検証

サイトを訪問したユーザー数やリピート率、PV、UUだけを見て何となく満足したり落胆したりしていませんか?あなたのWebサイトが存在する目的が明確にあるはずです。集客して店舗に呼び込む、アンケートをしたい、資料請求から営業が直接コンタクトをとり、自社の売り込みをしたい等など。そのためにはゴールを決め、施策を考え、見直しを行うというプロセスが不可欠です。
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6.回遊計画

SEOだけに囚われすぎていると、あなたのWebサイトはもしかしたらユーザーが次の行為に移しづらいLP状態になっているかも知れません。今一度、ユーザーが何を求めて無数にあるWebサイトの中からあなたのサイトへ到達したのか、ユーザーになって考えてみる価値はあります。あなたのサイト内の他のコンテンツを求めていた場合は、その道が提供されていなければ見つけてもらうことはありません。
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7.ナビゲーション

サイト内で豊富な情報を提供すればするほど、道案内はシビアなツールになります。適切な所要時間で、ユーザーが目指している目的地を示さなければ、極めて低い確率で到達してくれたユーザーをみすみす逃してしまいます。(悪いことに多くの場合は競合他社に流れていきます。)共通メニューを置くことだけでは最適化しているとは言えません。関連性のあるコンテンツ、ユーザーが興味を持ちそうなコンテンツへの誘導を、「適切なタイミング」で提供することも大切です。
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8.問い合わせフォーム設計

あなたがユーザーの立場になったときにつぶやく不満を、あなたのサイトで正々堂々と提供しているのなら、今すぐ見直しましょう。ユーザーにとって自分の情報を入力することは、それだけで非常に(メンタル的に)ヘビーな作業です。例えば希望する連絡方法を「メール」と選択しているにも関わらず、「電話番号」を必須項目にしているのは言うまでもなく「ユーザーの負担」を無視しているようなものです。
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9.ユーザビリティ

あなたのWebサイトが、誰が見ても見やすく、使いやすいと自信を持って言えるなら相当に研究を行っていると思います。かっこよく、キレイだし、SEOも色々手を尽くしているから問題ない、という場合、そのWebサイトのお得意様にしか受け入れられない門戸の狭い情報提供場所となっているかも知れません。「分かりやすさ」は、あなたの会社の製品やサービスを知ってもらう前の段階にある「思いやり」です。そこに配慮できていない企業は、ファンを自ら遠ざけているようなものです。
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10.文章

あなたのWebサイトを訪問してくれた人は、実はテレポートできる(のと同様の)能力を持っています。テレポートするきっかけの1つは、あなた(のWebサイトが)何を行っているのか分からない、と感じたときです。友だちならまだしも、初対面の人に対して、言ってることが分からない場合、きっとあなたもテレポート(別のWebサイトに瞬時に移動)することでしょう。忙しいユーザーの時間を取りすぎないように、しっかりと伝わる文章を書くことは、売上にもリピート訪問にもファンづくりにおいても有効なシンプルな方法です。
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11.デザイン

「デザイン」という言葉が独り歩きしすぎると、その先には大きな理解のズレが生じます。モノや情報の良さを引き出した上で、適切な相手に、「理解できるように」伝えて、次の行動に移してもらうための心理的なルーツづくり、とも言えるこの作業は、表面的な綺麗さやカッコよさ、可愛さという概念からは遠く離れた存在です。やさしさ、配慮、おもてなし、くすぐり、感情等の言葉がデザインと関連性が高いと感じたなら、貴社のお客様は高い満足度を感じている可能性が高いのではないでしょうか。
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12.共感性の高いコンテンツ

商品情報やイベント情報などを掲載する時は、人に教えたくてうずうずしてどうしようもなくなるようなエッセンスを1つでも取り入れてみるのは、Webメディアの世界において非常に効果的です。ツッコミどころを満載、応援したくなるような哀れさ、バカバカしさ、あこがれ、うっとりするくらいの美しいもの、お腹がなってしまうような美味しい料理写真など、「人の感情」に触れることが出来るコンテンツは、人が勝手に拡散してくれる優等生です。
制作実績
私たちが提供している「Webサイト改善」の流れ
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01.ヒアリングと仮説立て

これまでの経緯と現状のお困りごと、やりたいことを出来るだけ細かくうかがいます。
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02.サイト状況調査

解析ツールを使って数値での調査と、ユーザーの立場で体験して良いところ、良くないところを見つける調査を行います。
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03.競合調査

競合企業を3社お教えいただき、競合サイトの調査を行い、劣っている点を洗い出します。
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04.あるべき姿の提案

ヒアリングと調査内容を整理し、貴社サイトのあるべき姿の骨子を描きます。
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05.サイト全体設計

サイト全体の構成、ページ数、各ページの役割、サイト外とのつなげ方、取り入れられそうな技術なども検討します。
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06.個別ページ設計

全体設計に準じて、個別ページの設計図を作成します。リンク、文言、CV、Call to Action、画像、イラストなどの採用、配置も概ね設計します。
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07.マスターデザイン設計

サイトの印象を左右するデザインのベースを設計します。トップページ、下層ページ、それぞれPC版とSP版を作成します。
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08.プロトタイプ作成

ブラウザで動きの確認できるプロトタイプを作成し、操作性や体験を検証します。
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09.量産デザイン

マスターデザインに沿って、量産パーツの作成やストックフォトの検索を行います。
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10.量産コーディング

マスターデザインとプロトタイプが確定し次第、量産コーディングに進みます。コーディング時に量産したパーツデザインを配置していきます。
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11.コミュニケーション設計

Facebook、LINE@、Instagram、Twitterなどのソーシャル・コミュニケーション設計や、メールマガジンやオウンドメディアで直接お客さまとコミュニケーションを作っていく設計を行います。
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12.最終検証と納品

全てが揃い、チェック完了後にサイトを公開します。ここからが運用のスタートです。
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