Photoshopで写真を縮小すると、必ず行う「アンシャープマスク」を紹介します。

写真のサイズを縮小すると、少しぼやけた感じになる時があります。

これは、縮小で減ったピクセル数で、元サイズの画像に近くするために、色が補完されている為なのですが(アンチエイリアス)、そんな写真をクリアにする方法としてフィルタの「シャープ」があります。

「シャープ」の中にも様々な種類がありますが、必ず「アンシャープマスク」を使用しています。

きれいに仕上げるポイントは、一度でシャープにしようとせず、小さい値で数回「アンシャープマスク」をかけるという点です。
実際に比較してみると良くわかるので、並べてみましょう。


左端の元画像だけ見ると、
別にフィルタ(シャープ)はかけなくて良い気がするのですが、中央の写真と比べると、ぼんやりして見えます。

逆に、右端のシャープ(強)は、
1回しかフィルタをかけていませんが、毛の柔らかな感じが損なわれてしまってます。絨毯部分も、ざらざらした感じです。

参考までに、今回かけた「アンシャープマスク」の設定はこちら

「アンシャープマスク」を複数回かける時には、ショートカットを必ず使います。

フィルタのプルダウン一番上には、一番直近に使用したフィルタが「⌘+F」で再度実行できます。

「アンシャープマスク」を最初にかけ、残り数回は「⌘+F」で繰り返しても良いのですが、もっと微調整できるので、こちらの方がおすすめです。

「⌘+F」ではなく、
⌘+option+F
を使用すると、フィルタの設定画面が表示されるので、微調整が可能です。

⌘+option+Fで再度この画面が表示されるので、値を変更できます。

値を変更しつつかけると、微調整ができて、とてもきれいに仕上がりますよ。

1 Comment

  1. 恥ずかしながら自社のブログで初めて知りました。♪( ´θ`)ノ
    教えてくれてありがとうです。

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